ごきげんよう

「ごきげんよう」は「おはようございます。」であり「こんにちは。」でもあり、「さようなら。」も表すとても便利で、とても上品な言葉です。

函嶺白百合学園の様子をひと言で表すなら、この「ごきげんよう。」に尽きると思います。

校舎のあちこちで、この「ごきげんよう。」という言葉が先生達の間で、生徒達の間で交わされています。

キリスト教教育に基づいた教育

東京の白百合高等女学校ならびに附属小学校の疎開先の学園として出発した函嶺白百合学園は、キリスト教教育に基づく指導を推し進めています。

みなさんすでにご存じかと思いますが、そもそも「白百合」はキリスト教においては「マリア様」を表す符丁です。フランスのシャルトル聖パウロ修道女会が母体で、敷地内にはマリア様の像があります。

校訓は「従順」真の自由を知る喜び 「勤勉」能力をみがき育てる喜び 「愛徳」互いに大切にし合う喜び

授業内容に国際礼法やテーブルマナー教室が取り入れられ、ただ単に大学に進学するというのではなく、女子としてその先を見据えた教育に取り組んでいます。

合格実績

昨年度卒業生数32名のうち上智大学7名、早稲田大学1名など卒業生の4人に1人が、この2つの大学に合格しているというのは魅力です。県立トップ校でもなかなか出せない率ではないかと思います。

キリスト教系の特別推薦枠があり、大学に行くことができるのは魅力です。

東北大震災・大涌谷の噴火の影響

2011年3月の東北大震災、そして2015年の大涌谷の噴煙の影響により、残念ながら志望者が減って来ているとのことです。「災害対策に関してはしっかりとやっています。」とのことです。

現在は以前のように観光客でごった返す強羅、函嶺白百合学園はその近くで何事もなかったかのように、以前と変わらぬ様子で授業が進められています。

うちの子どもが女の子だったら

いろいろな学校の説明会に参加していると、『この学校に自分の子どもを通わせたい。』、という気持ちにさせられることがあります。この函嶺白百合もその一つです。残念ながら自分の子どもは男の子、通わせることは出来ませんが、是非おすすめしたい学校の一つです。

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ecole-tanaka
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