恒例行事

こんばんは、富水教室の山田です。

みなさま、ゴールデンウィーク(以下『GW』と表記)は、いかがだったでしょうか。
「毎日どこかにお出かけして楽しかった」そう話している小学生がいました。
10連休、楽しい思い出がいっぱいできて良かったなと思います。
ところで、生徒達、きちんとお勉強の方も進められていたでしょうか。
富水の生徒達は・・・?

GW明け、我が富水教室の中学生には恒例行事があります。
それは『達成度確認テストの追試』と『英単語のテスト』です。
中学生がゴールデンウィーク中にやっておくべきこと』これができていたかどうかのチェックです。

ゴールデンウィーク後にやるべきこと

達成度確認テストの追試

まずは達成度確認テスト。
エコール学院では、毎年GW初日かその直前に、4月末までに学習した内容の確認テストを行っております。
年度最初の確認テストなので、当学年の内容だけではなく、当然のことながら前学年の内容はすべてテスト範囲になります。

必然的に?

この達成度確認テスト、公式的には、小学生が70点未満(100点満点中)、中学生が25点未満(50点満点中)の場合に追試となっております。
しかし、富水では私の独断で、どちらも『80%』を合格のラインとしています。
小学生なら80点、中学生なら40点です。
小学生と違い教科が多い中学生、全教科クリアできるという生徒は多くはありません。
つまり、必然的にGW期間中に勉強しなければならなくなります。

帳尻合わせ成功

追試基準を上げていますので、追試での合格基準もマイ(富水)ルールです。
追試は、まったく同じ問題で行い、合格ラインは『90%』です。
もし、その追試で合格しなければ、追々試を行います。
追々試は、またまったく同じ問題で行い、合格ラインを『100%』満点としています。
それでも合格できなかったら?
確かに、その様な生徒も数名はでてきます。
ラインを100%まで上げているので、あとはそれを繰り返す、または伝家の宝刀『問題を変える』です。
授業中にやるような数問の小テストではありません。
さすがに満点は大変だからと、大半の子は2回目(90%)の時点で何とかしようと頑張ってくれます。
まだ1人だけ追試を受けていない生徒がおりますが、受けた生徒達は平均で13.9点のアップでした。
残念ながら、1点足りずに追々試という生徒もおりましたが、GW中に『帳尻合わせ』をしてきたなと感じられる良い結果でした。

英単語のテスト

さて、恒例行事のもう1つ英単語のテスト。
GW明け頃には、中1だったら70~80語くらいは覚えていないと間に合わないペースと言いました。
今回は、中1が57語、中2が50語、中3が61語でテストしました。

貯金ゲット

結果は、90%を超えている生徒もいれば、50%未満の生徒もいました。
全体の平均は約67.4%、まんべんなくではなく上と下にくっきり分かれたものでした。
1人だけ100%、満点の生徒がいました。
彼は、よく頑張ったと感心します。
追試もありました。
そんな中、『帳尻合わせ』だけではなく、『貯金』もつくりました。
こういった生徒がいてくれると、その生徒に刺激されて教室全体が盛り上がり、雰囲気が良くなってきます。
これからも、ムードメーカーとして頑張って欲しいです。

挽回しましょう

逆に、残念だった生徒もいました。
達成度確認テストは、全教科40点以上で追試はなかったのに、サボってしまったのか安心してしまったのか、40%台という成績で単語合戦ではブービー賞でした。
達成度確認テストでは富水の中でトップクラスでしたので、もちろんこれが実力ではありません。
まあ、このあと反省して挽回してくれるでしょう。

努力の結果

このタイミングでの単語テスト、特に中1に対しての単語テストは、私が最も好きなテストの1つです。
それは、努力(練習)が結果に正比例して出やすいからです。
単純に結果だけを見れば、その子の頑張りが分かります。
時が経てば、だんだんと得意・不得意などと差が出てきます。
しかし、この時期の中1、ほぼ横一線でしょう。
『やりなさい』と言われないのに、コツコツと4月の最初から単語練習をして1ヶ月を過ごした、GW前にすでに70語80語の単語を覚えているという生徒は、なかなかいないと思います。
GWになってヨーイ・ドン、その結果なので、この期間の努力がほぼそのまま出ます。

あと28日

富水の生徒達は・・・
このGW、帳尻合わせができた生徒もいればもう一歩といった生徒、プラスアルファの勉強もできた生徒と様々でした。
『今年は、何としても同じ過ちを犯さないようにしたい』
この目標に対しては、一歩前進できたと感じます。

うちの生徒達の中で最も第1回定期テストが早い学校は、6月6日(木)から始まります。
そろそろ日が変わりますので『あと28日』です。
今年はどんな結果になるのか、楽しみです。

この記事を書いた人

山田 明史