こんにちは、富水教室の山田です。

いつ治まるのか分かりません。
定期テストや入試、どうなるのか分かりません。

分からないのであれば、これまで通りの日程で、これまで通りの範囲で行われるという前提で準備を進めていくのが賢明ではないでしょうか。

エコール学院では、3月より中学生の授業動画を作成し、各家庭に配信しております。
今までのように自由に通塾ができない状況下でも、自宅で予習ができるようにしております。
ただ、そういった環境ではない方もいると思います。
今日は、塾に通っていない生徒達でもできることを書いておこうと思います。

予習編

予習、やはりなかなか自分1人では難しいかもしれません。
しかし、誰でもできる予習はあります。

英語

その1つは、英単語の暗記です。
文法などと違い、これは教わるものではありません。
各自で意識して練習さえすれば、ドンドンと先へ進むことができます。
通常では、6月に第1回定期テストが行われます。
その時、学校や学年による差はありますが、120~150ほどの単語が出てきます。
学校の授業でまだやっていないからなんて言わず、ドンドンと覚えていきましょう。

ちなみに、エコール学院の中1生は、春期講習前の段階つまり3月の中旬の時点で30語は書けるようになっています。
あれから1ヶ月、チェックはしていませんがすでにその倍は覚えてくれていると思います。
富水の場合は、中2と中3にも春期講習までの課題として新学年の単語を約50語覚えさせましたので、順調に進められています。
中2と中3は確認テストもしてあるので、こちらは確実に覚えています。

国語

そして、誰でもできる予習のもう1つは漢字です。
ある中学は極端に少ないですが、その例外を除けば、240~280ほどの漢字がテスト範囲になります。
これも、富水の中2と中3には、春期講習までの課題として新学年の漢字を約50語覚えさせました。
中1にはまだ細かな指示は出していませんが、オンライン自習室での様子を見ていると、ちゃんとそれを練習してくれているので大丈夫だと思っています。

理科・社会

あと誰でもできる予習は、教科書を読むではないでしょうか。
全教科とは言いません。
理科や社会の教科書を読んで欲しい。

普段、理科や社会の教科書を読むなんてしないと思います。
学校でも塾でも、先生が書かれている内容をコンパクトにまとめて生徒達に伝えます。
それは、時間が限られているからです。
教科書、最強です。
細かく書かれています。
この期に、ぜひ教科書の隅から隅まで読んでみて欲しいです。

また、考え方を変えてみて下さい。
教科書に書いてあることしか、入試では出題してはいけないんです。
そう考えると、他の参考書なんていりません。

復習編

各自でできる勉強の最後、そう、それは復習です。
英語や数学、苦手だって生徒は、こんなチャンスはありません。
数学、どこからやり直せばいいのか分からないなら、章末問題をやりなさい。
さすがに前の学年の教科書はありますよね。
そして、どこができてどこができないのかをチェックして、できていない単元を1からやり直す。
中1だったら小学生の復習をやりましょう。
小学生の教科書だって、最後にはその学年のまとめの問題ページがあります。
小4の内容から復習をするのが、効果的です。

先日、ある保護者の方から相談を受けました。
時間はいっぱあるけど、何をやらせればいいか分からない。
子供に勉強しなさいとは言うけど、何をすればいいのかと聞かれると困ってしまう。
今日のブログは、そういった方のお役に立てればと思い書きました。

この記事を書いた人

山田 明史