除菌や換気から始まったコロナ対策、今週からは先生も生徒も全員フェイスシールドを着用しての授業をしています。
生徒達は、全力で守ります。

こんにちは、富水教室の山田です。
とうとう解除されてしまいましたね。
されてしまったという言い方は、私の個人的な意見です。
何も好転していないと思います。
周りからのプレッシャーに耐えきれず踏み切ったのではないかと感じます。
解除に至る理由を、強引に取り繕っているような気がします。

最初の自粛期間は春休み前まででした。
政府としては、そこまで自粛、休校としておけば、そこからは春休みになるので、集団を避けられると考えたのでしょう。
しかし、国民の動きは違いました。
その翌日、街には人が溢れていました。
電車の中の人の数も、前日までの4倍5倍といった数でした。
春休み初日、明らかに君は学校や部活じゃないよねといった制服姿の高校生も何人も見かけました。
そして、慌てて不要不急の外出はするなとの要請になりました。

またあれがくるのではないか。
そう思うと、周りの状況がそう変わっていない今このタイミングでの全面解除は、個人的には非常に恐い。
好転していないことはみな承知ではあっても、解除されたのだからということを理由に、これまでの自粛ストレスを発散しようとするのではないのかと思います。
学校だけなら問題無いと思います。
それは、不特定多数ではないからです。
特定の生徒達が家から学校、学校から家と行き来している分には感染する可能性は低い。
やはり恐いのは、公共交通機関を利用しての外出でしょう。
そこでの感染確率は、どうしても高くなる。

またあれがくるのではないか。
電車で通勤しているわたくし。
あの日の電車で感じた恐怖『うわ、何この人達』という思いをまたするのではないかと危惧しています。

除菌や換気から始まり、今週からは先生も生徒も全員フェイスシールドを着用しての授業をしています。
我々が守れるのは塾の中だけ。
解除されただけに、むやみに出歩くなとは言えません。
どうしたものか。

先週は、あまり不安なことばかり言わないで、少しは安心させることも言って欲しいよねと書きましたが、今日は不安が先行します。
整っていないのにゴーサインが出された気がしてならない。
インフルエンザのような季節ものではない今回。
むしろ暖かくなるこれからの方が注意が必要だと、個人的には思っています。
暑いからってマスク外す人、絶対にいるでしょ。

緊急事態宣言が解除されたからこそ注意して欲しい。
あまり浮かれることなく、普通に過ごしましょう。

この記事を書いた人

山田 明史