こんにちは、富水教室の山田です。

城北中はテスト結果が出ました。
ただ今回は、平均点などの詳細は発表されないようなので、素点だけでの評価になります。
さて、裏テーマだった『楽して高得点』は達成できたのかどうか?
雑に書いてある(字が汚いなど)からバツ、記号で答える問題を記号で答えていないからバツなど、反省点はいっぱいありましたが、合計点としては過去最高、前回よりも約10ポイントアップなどといった状況だったので、とりあえずは達成でしょうか?
ほんのりといった感じなので、さすがにヤッターと大声で叫ぶには至りませんが、合計点が下がったということはなかったので、70~80%は成功と言ってもいいかと思います。
ゴール前の直線で、ばんばん追ったというわけではないので、うん、成功でしょう。
次回以降も、『いつがテストだね』と見せムチだけでいきたいですね。

話は変わりますが、今はいつなのでしょうか。
夏です。
学校があり、連日天気がくすぶっていてセミの声も聞こえなかったりとぼやけてしまいますが、れっきとした夏です。
そう、本来なら夏休みの時期です。
中3の生徒達にとっては、『第4コーナー』の入り口なんです。
仕掛け時なんです。
ここ、やることがあります。
学校がいつもと違う動きをしていてゴチャついていますが、ここで仕掛けられないと馬群に飲み込まれてしまいます。
捌くのにあと数日かかりますが、来週からは本格的な夏期特訓、来週から仕掛けに入ります。

専用のテキストに切り替えて応用問題を演習していく、過去問を穴があくまで反復する、数多くの模試を受けるといったことが、いわゆる入試対策です。
しかし、この4コーナーからの仕掛けも、広い意味では入試対策です。
入試はレースです。
点ではなく線です。
ゴール前で(秋冬に)そういったことができるようなポジショニング(状態)でなければ、上位校には勝てません(合格できません)。
もしポジショニングを誤れば、入試対策用のテキストは解けないし、過去問なんてちんぷんかんぷん、模試を受けてもD判定やE判定の嵐となってしまいます。
だから、ここが重要なんです。
だから、我々は動かなければならないのです。

我々、これは先生達という意味ではありません。
生徒達も含めての我々です。
4コーナーでの仕掛け、塾の授業だけでは不十分です。
入試というレースは、普通のレースとは違います。
相手が止まる瞬間(夏休みなどの長期休み)があるのです。
この間隙を突いて、彼等自身もやることがあります。
個々に足りていないものを復習し、一定レベルまで引き上げておくということです。
1年前でしたか、中3の生徒からすると本当にここがラストチャンス、というようなことを書きました。
もう、まとまった時間はこの夏しかないのです。
冬が・・・、そんな時期に苦手の復習なんてしているようでは、結論は言うまでもないでしょう。

8月3日、夏期特訓Ⅱ期初日、満を持して抜け出しにかかります。

この記事を書いた人

山田 明史