たまにはゆるい記事でも。
試験対策の一幕です。
ウチの試験対策はひたすら自学。僕らは質問対応や勉強に関するアドバイスに徹しています。そのため、生徒の様子を見る機会がたっぷりあるんです。
ある一人の生徒がシャーペンの芯を入れ替えているのをふと目にしました。その子は普通に入れ替えていたのですが、今小中学生を観察していると、変な入れ方をしている生徒が体感で半分以上いるんですよね。
目次
シャー芯を先から入れる族が存在する
そう、「シャー芯を先から入れる族」という一大勢力が存在します。
どういうことかというと、その名の通りなぜかシャーペンの芯を先端から入れるという変わった習性がある民族がいるんですね。
先ほどの生徒は普通に入れていましたが、ふと隣の生徒に聞いてみると……いましたよ「シャー先族」が。
ディスるでも何でもなく、単純に不思議なんですよね。なんで変な使い方をするんだろうと。
で、聞いてみたら僕の想像もしていない答えが返ってきました。
「へー、上からも入れられるんだ」
おおぅ、マジか。
まさかの正しい入れ方を知らなかった発言。
もうね、先っちょから恐る恐るふるふるさせながらシャー芯を入れている姿がハラハラして見ていられないんですよ。
案の定よく折るじゃないですか。打率はどのくらいんなんでしょうかね。慣れてない僕が真似したら2回に1回は折ると思うんですけどね。
するとその生徒、
「上手くスーッと入ったときラッキーって思うよね」
ラッキーってことはちょくちょく折ってるじゃないか!
振りシャーも嫌い
先ほどの生徒に僕が輪をかけて反応した点がもう1つあるんですよね。
それが、いわゆる「振りシャー」というやつ。シャカシャカ振ると芯が出てくるシャーペンです。
このタイプのシャーペン、振るときの音がウルサいですし、振ると中で芯が折れやすくなるんです。
しかも、新しい芯にするときはシャカシャカやってもダメなので、最初は上をノックしなければいけない不完全さ。
小学校でシャーペンが禁止されている理由はそんなところにもあるんでしょうね。授業中にカシャカシャやられてたらイヤでしょう。
そんなことを話すと、その生徒はもっともなことを言います。
「1本しか入れてないから折れないよ」
何で1本?と思ったのですが、当たり前でしたね。なにしろ先っちょからプルプルしながら入れるわけですから、1本入れたらそれで終わりですね。
なぜ先から入れるのか考察
そこでひらめいてしまいました。
なんであんな不便な思いをしてシャーペンの先から芯を入れているのか。
その合理的な意味が分かってしまったのです。それが振りシャーのせいなのではないかと。
振りシャーは上から普通にシャー芯を入れた場合、最初はノックをしなければ芯が出ません。それに業を煮やした子がしびれを切らして先っちょから芯を入れてみたら、振って芯が出るようになった……
そうか!これが正しい使い方なんだ!
こう考えたのではないでしょうか。違うか。
まとめ
勉強の効率を上げるためには道具は正しく使いましょう。
ふざけた記事のようですが、やはり道具をちゃんと使うのは大事だと思います。
シャー芯1本補給するだけでも、ポキポキ折っちゃって何度も繰り返しているうちに先生の話はどんどん進んでいきますし、先生も決して良い印象は受けません。
ひょんなことでマイナス面があるんじゃないの?という注意喚起でした。
試験対策のときはそんな細かいことに気づいたりします。まあ、そのくらいじっくり見ているという裏返しということで。
以前もシャーペンネタを1本書いていました。興味があればぜひ。
この記事を書いた人
- 指導歴20年の理系担当講師。
Twitter始めました。ブログは長文、それ以外はTwitterで情報を発信していきますので、よろしくお願いします。
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