もう1月も後半。
だんだん小6生も中学を意識しだしているころだと思います。

そこで今回は中学生になる前に覚えておくとかなり有利なことについて書いていこうと思います。

理系の方は富田Tが記事にしているのでそちらをご覧下さい。
https://www.ecole-gakuin.com/2020/02/04/%e5%b0%8f%e5%ad%a6%ef%bc%96%e5%b9%b4%e7%94%9f%e3%81%8c%e7%b5%b6%e5%af%be%e3%81%ab%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%8d%e7%ae%97%e6%95%b0/

1.地図関連(社会)

日本地図ならば各都道府県の名前と位置
世界地図ならばアジア、ヨーロッパ、アフリカなどの地域名とアメリカ、中国、イギリス、フランス、ドイツ、ブラジルなど主要な国の名前と位置は覚えておきたいところです。

え?そんなの当然覚えてるんじゃない?とお思いの方はぜひお子さんのチェックしてみて下さい。
結構な割合で完璧とはほど遠い状態だと思います。

小学校でも授業の中で覚えたりテストをしたりするので一時的に覚えてはいるのですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるというものでテストを終えたら忘れてしまう子が多くいます。
その状況を知っている中学校の先生は再び覚えたり、テストしたりする機会を作ってくれます。
そのときに覚えれば十分と言えば十分ですが、テスト勉強と平行して暗記をするのは口で言うほど簡単ではありません。

テスト勉強の負担を減らすだけがメリットではありません。
授業の吸収効率も段違いで違います。
国や県の位置を知ってればイメージも浮かびやすいです。
実際問題、中1~2年で行われる社会の授業の半分が地理です。
あらかじめ覚えておけばかなりのアドバンテージになるのは明白です。

定期テストのたびに覚えてごまかすという方法もあるにはありますが、入試で結局使いますから早い内に取り組んでおいた方が得ですよね?

オススメなのは時間を持て余してついついボーッと眺めてしまう場所(トイレとか)に貼っておくことです。
暗記で大事なのは見る回数。
クイズやゲームを利用するのもオススメです。

2.時代順(社会)

お次は歴史。
覚えておくべきは時代の名前と順番です。
縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町、江戸、明治、大正、昭和、平成ってやつですね。

これも高校入試から逆算して考えると中学入学前に覚えておければ、かなりのセーフティリードが取れます。

中学校では歴史は時代ごとに授業が行われ、定期テストでもせいぜい2つの時代がまたがるくらいなので時代順を知らなくても乗り切れちゃいます。

ところが入試はそうはいきません。
出来事の起きた順番などを問われてしまいます。

時代の順番を知っていれば起きた出来事や人物を整理するのにも役立ちます。

こちらも気軽に始められるわりにはコスパのいい暗記事項だと思います。
歴史が苦手という子が最初に取り組むには良い難易度でしょう。

3.漢検(国語)

国語の担当なので声を大にしていいたい。
漢検は中学準備にもってこいの教材です。

漢字を覚えようというとノートに何回も書く子がいますが、そんなことをするくらいなら今すぐ本屋かアマゾンで5級の問題集を買って何周もするほうがはるかに効果的。

漢検は漢字の読み書きはもちろん、熟字訓や同音・同訓異字などの知識、語彙力を鍛えられるなど死角がありません。
検定はもっているだけで自信につながります。
残念ながら級を持っていても公立高校入試で加点されることはありませんが、それをふまえてもメリットだらけなのは間違いないです。

漢検を使った勉強法について以前書いたので興味があったらぜひチェックしてみてください。

漢検を使った国語の高校入試対策

4.フォニックス(英語)

小学校でも習った英語。
ただ今年度はコロナ禍の影響もあり順調に進んでいるとはいえない状況のようです。

餅は餅屋ということで詳しくは加藤Tの記事をご覧ください。

来年度の中1英語について↓

2021年度に激変する中学生英語、あなたのお子さんは大丈夫?

フォニックスなどについて↓

2ヶ月続ければ十分効果あり!小6が中学英語に備えてやるべきこと

先んずれば人を制す

勉強にフライングはありません
人より早く始めること、勉強においては正義です。

当学院でも中1準備講習を予定通りならば2月の中頃からスタートします。
詳細はHPで発表になります。
ぜひご期待下さい!

この記事を書いた人

陌間 和将
山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。