小田原市の中学校は昨日(3月11日)に卒業式があったかと思います。
卒業おめでとうございます!
コロナ禍で制限の多い中、駆け抜けた一年だったと思います。
中学入学したときには、まさかこんな受検期を迎えるとは誰一人として考えていなかったでしょう。
そんな時期ではありますが、最近のよく読まれている記事の中に
が上位にランクインしています。
いやー、みなさん意識高いですね。
高校でうまいことやって成績を取りたいと考えているのがうかがえます。
うちの塾は指定校推薦を目標にした高校部がありますが、できればみなさん指定校で進学できたらいいなと考えていると思います。
指定校?という人はぜひ↓の記事をご覧下さい。富田Tがわかりやすくまとめています。
さて、指定校をとるには成績をとるのが最優先です。
そして成績をとるには定期テストの結果が一番の判断材料になります。
つまるところテストで点をとるには、今から何をしたらいいかという話ですね。
来週の月曜日、3月15日(月)あたりに多くの高校でオリエンテーションがあると思います。
そこで渡されるであろう学校からの課題と教科書。
これらを活用して先取りをしていきましょう。
目次
学校課題は復習用
多くの高校で英・数・国が合冊になった課題が渡されると思います。
解いていけばすぐ分かることですが、これらは中学校内容の復習です。
入試後のなまった頭を刺激するにはちょうどいい難易度の問題です。
提出するためだけで取り組むのはもったいないので、ぜひ入試勉強よろしくガチで解いてみることをオススメします。
「これぐらいは出来てから来いよ」という高校側からのメッセージでもありますからね。
堂々と受けて立ってやりましょう。
高校に入ってからが不安だという人は特に、この課題をやりこむといいです。
教科書を使って予習
今の実力に自信がある。
少しでも早く先取りして、人より有利になりたい。
そうした野心家さんは予習していきましょう。
最初にできることは当然、教科書を読むこと。
狙い目は英語のリーディング、国語、社会あたりでしょうか。
まず確認しておきたいのは中学教科書との差です。
語彙量、文章量ともに圧倒的に違うのを体感できると思います。
とはいえ読み物としての面白さは高校の教科書に軍配が上がると思うので、思っているよりのめり込めると思います。
具体的な予習法 英語は訳せ
英語文法は新しい内容であふれているのでイメージが湧きにくい面があります。
予習が出来ないわけではありませんが、けっこう難しい部類です。
なのでこちらは学校が始まってからでも十分。
むしろ復習で力をつけていくのがスタンダードです。
一方のリーディングは予習天国といっても過言ではありません。
習っていない単語や熟語、文法事項はあるでしょうが、調べればいいだけです。
もちろん予習を進めていくうちに、どうしても訳せない部分とぶつかってしまうと思います。
心配はいりません。
むしろそれこそが予習の目的。
授業の聞きどころが発見できたのです。
どんな授業が行われるか予想できないでそわそわして授業を受けるのと、自分にとって大事なところをあらかじめ準備して受けるのとでは雲泥の差ですよね。
具体的な予習法 国語は語彙を増やせ
教科書を先に読んでおくのは国語でも有効です。
上にも書いたように読み物としても面白いですしね。
とはいえ英語と少し事情が違う点があります。
せっかく先に文章に目を通していても、授業で扱われない可能性がある点です。
教科書に目を通してみれば分かることですが、高校の国語の教科書は内容・文章量ともに膨大です。
なのですべての文章を授業で扱うことは物理的にむりなのです。
ですからせっかく先に読んでいたのに授業でやらなかった、なんて悲しいこともよく起きます。
まぁ文を読むこと自体はデメリットではないので損をしているわけじゃないんですけど。
できるだけ時間を無駄にしたくないのであれば、漢字や語彙、古文単語に早めに手をつけるのが最も効率がいいでしょう。
高校でも中学校と同じように漢字テスト、古文単語テストを行うところがほとんどです。
先にさらっと始めておけばテスト前に余裕を作れます。
で、高校によって異なりますが配布された教材の中に現代語単語帳的なものがあったら最優先で取り組みましょう。
高校の国語文章は何かと難解な言葉使いが増えます。
なので語彙を増やしておけば読みやすさが段違いに変わります。
現代語単語帳は控えめに言って神ツールです。
やむにやまれぬ事情で一般受験をしなければいけなくなったときの保険にもなります。
あとはあなた次第
公立入試が終わって約一月。
あっという間に経ちました。
そうそろそろ休めた羽をバタバタし始めてもいい頃です。
始めるのに必要なのはあなたの気持ち一つ。
高校で良い成績を取りたいなら
動き出しましょう。
この記事を書いた人
- 山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。
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