こんにちは、富水教室の山田です。

さて、先週書いた☆小6からの挑戦状☆は、解けたでしょうか?

問題

問題は下記でした。

44200円を、Aさん、Bさん、Cさんで分けます。
AさんはBさんの3/4倍より500円多く、BさんはCさんの3/2倍より200円多くなりました。
Aさんの金額はいくらになるでしょうか?
*『3/4』は『4分の3』、『3/2』は『2分の3』のことです。

おさらい

先週は、2つのヒントまでを書きました。
ヒント1は『問題文をよく読む』でした。
このヒントから、『余りが出る可能性がある』ということが分かりました。

ヒント2は『1495』でした。
これは、正解の数が1495通りもあるということでした。
問題を解いている最中、この数字に出会うことができれば、それは正解に大きく近づいたことを意味していました。
そして、1495通りも正解があるので、今回見つける答えを限定しました。
今回見つける応えは、『できるだけ余りが少なくなるように』分けた場合でした。

ラストヒント

まだ解けない。
でも自力で解きたい、という人もいるかと思うので、正解の前に3つめのヒントを書きます。
最後のヒントは、『8の倍数』です。

正解発表

全員の金額は、次のようになります。
Aさん…14096円
Bさん…18128円
Cさん…11952円
3人の合計が44176円なので、余りが24円ということになります。

条件に合っているかどうかを確認してみましょう。

1つ目の条件は『AさんはBさんの3/4倍より500円多く』でした。
18128×3/4 +500=13596+500=14096

2つ目の条件は『BさんはCさんの3/2倍より200円多く』でした。
11952×3/2 +200=17928+200=18128

どちらの条件も満たしていますね。

この記事を書いた人

山田 明史