みなさん、こんにちは。山王教室の陌間です。
中学・高校ともにテストが近づいています。
中学校の場合はその前に運動会があるようです。
テストというと暗記はつきもの。
英単語・漢字・地名・国名・化学記号・植物の名前などなど。
覚えるものをあげたらキリがありません。
「どうやって単語を覚えたらいいですか」
「年号が全然覚えられないんですけど、どうしたらいいですか」
などなど。
暗記をする上で大事なことは何でしょう?
以前、僕自身は暗記をうまくやるためのコツについて記事を書きました。↓
今回はこの記事に補足を入れていこうと思います。
目次
暗記がうまくいかない
暗記がうまくできないというケースでよくありがちなのが、「暗記する」といいながら単語カードを作りながら覚えようとすることです。
いつも思うんですが、人ってそんなに器用じゃないですよね。
覚えるための道具作りをしながら、暗記をするのって結構難しいと思うんですが、いかがでしょう。
何かを暗記するなら覚えることに専念した方がよっぽど効果的だと思います。
ですから、暗記の道具を作るときは作ることに専念して、暗記をするタイミングと切り分けた方がいいでしょう。
暗記が退屈でしょうがない
暗記をしようとするとすぐ飽きたり、眠くなったりすることもあると思います。
こういう場合の改善ポイントはずばりテスト(クイズ)をすることです。
飽きたり、眠くなってしまうのはあまりに取り組み方があまりに単調すぎるからでしょう。
暗記の王道と言えば単語カードですが、単語カードが優れているのは表裏を使ってテスト(クイズ)ができることです。
単語カードを眺めたり、ペラペラめくったりして覚えたらすかさずテスト。
覚えたカードはリングから外して退場。
そうやって単語カードが1枚もなくなれば、(何でか分かりませんが)達成感も得られます。
ただ読んだり、眺めたりよりよっぽど張り合いがありますよね。
もう二度と見なくても覚えられた単語カードは捨てたり、破ったりしてしまってもいいかもしれません。
いざやってみるとけっこう覚悟がいりますが、その覚悟した分も記憶に残りやすくなるでしょう。
余談ですが、僕が高校生のときに英語の先生から聞いた逸話がありまして。
その先生は単語をとにかく覚えるのが苦手だったので、ある方法をとったそうです。
それは、辞書の1ページの単語を覚え、覚えたと思ったらそのページを破り捨てるという方法。
そうやっていくうちに辞書からはページがどんどん減っていきます。
減っていくうちに自信がついてきて、単語ぎらいを克服することができたようです。
単語が好きになることはなかったそうですが、覚えるのは苦でなくなったそうです。
やることが極端すぎますけどね。
暗記をする上での注意点
今回もいくつか暗記にまつわる内容を書きました。
暗記する力というのは身につけば身につくほど強力な武器となります。
ですがそれ一本で勉強がどうにかなるほど万能ではありません。
暗記は勉強のとっかかりとして、あるいは最後の手段として使うのが大事です。
この記事を書いた人
- 山王教室の責任者・国語の教科責任者を担当しています。
日常の授業を通して考える習慣を身につけてもらうべく、様々な仕掛けを凝らして授業をしています。
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