高校入試まで、公立はあと30日、私立はあと26日となりました。
あと1ヶ月、いよいよラストスパートの時期です。
こんにちは、富水教室の山田です。

冬期特訓(講習)も終わり一段落しましたので、生徒達の状況を確認、報告しておきたいと思います。

エコール学院では、中3の第3回定期テスト後(11月中旬)から、本格的な入試対策を開始しております。
先週日曜(12日)の外部模試を含め、ここまで外部模試を2回、エコール学院内での模試を3回行いました。
中3の生徒達は、たった2ヶ月間で合計5回の模試を受けたことになります。

ちなみに、受けさせているだけではないので、勘違いしないで下さい。
外部のものはできませんが、学院内で行っている模試は、その場で採点をし結果報告、順位発表、そして各教科の解説までしております。
1日がかりの大イベントです。

気になる肝心の結果は?
生徒達の得点(平均)の推移は下記のようになっています。

合計点の推移

教科別の推移

種類の違うもの(外部模試)は一緒に比較しても正しい比較にはならないので、学院内で行った入試対策の結果のみをグラフにしてあります。
外部模試の結果については、先日のものが送られてきてから検証したいと思います。

この3回の結果を見ると、生徒達が着実に力をつけてきていることが分かります。
英数理の伸びはそこまで大きくはありませんが、国語は9.625点、社会は7.25点と大きく伸び、5科の合計では21.25点のアップになっています。
学院内での結果が順調なので、外部模試の方も良い結果が返ってくるだろうと、届くのが楽しみです。

今年度の入試対策、現時点で最も伸びた生徒は、何と80点アップに成功しています。
2番目に伸びた生徒は、66点のアップです。
全員を平均すると約21点の伸びですが、中にはこの2人のように凄まじく上昇している生徒もおります。

80点アップした生徒、目標とする高校へは内申が十分ではありません。
それでも、どうしても、そういった強い想いが、この結果につながっているのだと思います。
実際、この生徒は毎日塾へ来て勉強しています。
学校帰りそのまま塾に来て勉強、夕食の時間にいったん帰宅し、その後また通塾というサイクルを繰り返しています。
全員にそれを真似しろと言っても、誰もが簡単に真似のできることではありません。
ただ、そういった努力が、必ず結果に結びつくのです。
努力は嘘をつかない』こういった言葉もあります。

4年か5年くらい前でしたが、我が富水にもその様な生徒がおりました。
あの時は、2人の男の子が、入試前の2ヶ月間、毎日勉強に来ていました。
私は呼び出していません。
気がついたら自主的に毎日来るようになっていました。
彼等が何点伸びたのかは覚えていませんが、当初は外部模試でE判定とかF判定だったなか、自分達の志望校へ合格できましたので、きっと同じくらい伸びていたのだと思います。

残る入試対策は、10日後に行うあと1回です。
 *志願変更直前に、希望者のみで行うものを含めるとあと2回です。
全体的に順調にきてはいますが、まだ志望校合格には得点が足りていないという生徒もいます。
大きく伸びた2人に負けないように、みんな、さらに精進して欲しいと思います。

80点、66点アップしている生徒には、それなりの理由があります。
我々は、みんなが毎日来るのは『Welcome』です。
あと1ヶ月、どうぞ毎日お越し下さい。

この記事を書いた人

山田 明史