連日報道されている新型コロナ関連のニュース。
社会科の塾講師として、生きた素材から学んでもらいたい衝動に駆られる。もちろん安心・安全を最優先に。
全国の、いや全世界の小中学生諸君。今こそ受け身でニュースに触れるのではなく、自分から新しい事実を知ろうとする、そこから先のことを考察する、そんな力を身につけてもらいたい。
その橋渡しに何かできないかと思い、今回は「新型コロナ関連のニュースでよく耳にするカタカナ語」を小中学生向けに解説してみようという考えに至った次第です。
休校中の今は時間がある。いや、有り余っているはず。
目次
ソーシャル・ディスタンス
社会的距離という意味で、感染症にかからないために人と人との実際の距離を一定に保つことです。英語ではSocial Distancingといわれ、世界中で取り組まれている感染予防策です。スーパーのレジや郵便局の窓口などソーシャルディスタンスを保つのが難しいところには透明のシートが取り付けられていますね。
ステイホーム
英語で「家にいる」という意味。不要不急(必要のない、急ぎではない)の外出をせずに家にいようということで合い言葉のようにみんな使っていますね。
クラスター
英語で「集団」という意味。クラスター感染という形で使用され、同じ場所で複数の人に感染することを表します。病院や高齢者施設などでのクラスター感染をよく耳にしますね。
ロックダウン
英語で「封鎖(ふうさ)」という意味。「閉じ込める」ということ。コロナ関連で使われるときは主に「都市の封鎖」を指します。欧米諸国はロックダウンをおこない、感染者を増やさないために国民生活を大きく制限しました。守らないと罰則があります。日本では法律上、ここまで強い制限が出せません。
テレワーク
英語で「離れたところでの仕事」という意味。3密(密集・密接・密室)を避けるために、情報通信技術を使って離れた場所で仕事を行う働き方のことを言います。これによって在宅ワーク(自宅で仕事を行う)など働き方が大きく変化してきています。
エチケット
フランス語で「礼儀作法」という意味。「まわりの人を不快にさせないような身だしなみや振る舞い」を意味して、今は「咳(せき)エチケット」という言葉をよく目にしますね。
フェーズ
英語で「局面・段階」という意味。事態が新たな段階に変わるときに「次のフェーズ」「フェーズが移る」などのようにして使われていますね。元々はビジネス(仕事)の現場で用いられている言葉です。
アビガン
新型コロナウイルスの治療薬になる可能性があると注目されている薬。飲み薬なので患者が自分で服用できる状態であることが必要。したがって程度が重くない患者に使用される。副作用として、妊娠している女性が服用するとおなかの赤ちゃんに悪い影響が出る可能性があります。
レムデシビル
アビガンと同じく新型コロナウイルスの治療薬になる可能性があると注目されている薬。点滴で投与され、主に症状が重い患者に使用されます。副作用として肝臓や腎臓(じんぞう)の機能に悪い影響が出る可能性があります。
この記事を書いた人
- 足柄駅前教室責任者/文系科目担当/時事モンGOの中の人
・「熱しにくく、冷めにくい。」一度火が付いたら止まらない性格。
・「書けそうで書けない絶妙なポジションの漢字」を探すのに夢中。
ユーミンとサザンとミスチルと中島みゆきとももクロをこよなく愛しております。でも最近のヘビロテはヒゲダンです♪
ビールと日本酒をこよなく愛しております。
したがって、カラオケと居酒屋をこよなく愛しております。
めったにブログ書きませんが
筆無精の「全力」をご覧ください。
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