こんにちは、富水教室の山田です。
先週、部活を始めましたという話題について書きました。

きっかけは、二宮にある塾さんの取り組みでした。
そこには、なんと塾の中に部活がある、塾の中に塾もあるといったことを紹介しました。
この取り組みの1つ部活については、試験的ではありますが、我が富水教室で始めさせていただきました。

さて、もう1つ、塾の中に塾があるについてです。
こちらの方は、まだ着手できておりませんが、やはり素晴らしいな、何とか取り組みたいなとは思っています。
どの様なことをしているのか、その全てまでは分かりませんが、メインの活動は授業後にその日の授業内容を直ぐに復習するというものです。
放課後に行う補習をイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。

ある先生の、『その日の内容を曖昧なまま帰宅させたくない、完全に理解・消化してから帰らせたい。』といった思いから誕生したようです。
そして、その先生の名前を冠にして、その補習の様な時間を◯◯塾と呼んでいるそうです。
部活が生徒達の自主的な動きに対して、こちらは先生から出された課題ハードルです。
理解するまで帰れません
満点取るまで帰れません
どこかで聞いたような響きですね。

この取り組みを実行できるかできないかとなると、これまた簡単なことではありません。
しかし、この考えは、生徒達に浸透させたいところです。
宿題っていつやるの?
宿題ってどこまでやるの?
これにつながります。

宿題っていつやるの?

学習した内容を定着させるには、もちろん問題演習が必須です。
その演習用の問題が宿題です。
塾での授業は、新しいことを学習するわけです。
新しい内容を学習し、直ぐに練習をしない、1日2日と過ぎるごとに頭の中の情報は薄れていきます
「明日は塾だから宿題やらなきゃ」
もう分かりますね、できる訳がない。
1週間も経ってからやろうとしても、覚えている訳がない
できなかった問題どうすんの?
解決しないまま次の授業。

宿題ってどこまでやるの?

一度やって終わり、そう思っている生徒けっこういるのではないでしょうか
何のための宿題なのか、何のための問題演習なのか。
それはもちろん、その内容を理解・消化・定着させるためです。
間違えましたで終わっていたら何の意味も無い。
間違えたものは解き方を確認し、できるようにする。
そして、それが本当に覚えられているかどうか、数日後にチェック。
そう、間違えた問題は、出来るようになるまで何度もやるのだ。
どこまでやるのか、つまりは、間違えなくなるまで、出来るようになるまで繰り返すのだ。
これを、毎週毎週、毎回毎回、その時その時でやらないから、テストの前に1からやり直すことになる。
1からのやり直しじゃ、テスト前のたかだが2週間で、いったい何ができるっていうのか。
それじゃあとても、西湘以上には行かれない。

先送りせず今目の前にあるそれを、今解決して先に進む。
この姿勢、この考え方を身につけさせたい。
学校の授業では、ただ何となく板書を写しているという子供達もいるようだ。
これも、その子達何てもったいないことをしているのだろうと思う。
時間をムダにしている。
せっかく先生達が説明しているのだ。
真剣に聞いてその場で理解しようと努めれば、後が楽になるのに。
二度手間にはならないのに。
今、この一時ひとときを大切に使う。
これを身につけさせたい。
全員を西湘以上に進学させるためには、何が何でもクリアしなければならない課題だ。

この記事を書いた人

山田 明史