あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願い致します。
富水教室の山田です。

高校入試まで、あと1ヶ月ほどになりました。

新年最初のブログなので、今年も『四字熟語』、ここから始めたいと思います。

今年の方針

気が付いたら、毎年お年玉のように富水の生徒達に四字熟語を贈るようになっていました。
全員に違う言葉とまではいきませんが、極力同じ言葉にならないよう、一人ひとりに合った言葉を贈っています。
昨年は、新たな試みとして、教室の方針も四字熟語で表してみました。
毎年必ずやるとは宣言しませんが、まだネタ切れではないので、今年も同じようにしてみようと思います。

では先ず教室の看板、今年の方針からいきましょう。
昨年の看板は『点滴穿石(てんてきせんせき)』でした。
一滴一滴という小さな水滴でも、長い年月をかければ石にも穴を開けることができる。
小さな力、わずかな努力でも、それを積み重ねていくことにより、大きな力、大きなことを成し遂げられる。
こんな感じの意味です。
今年は丑年なので『食牛之気(しょうぎゅうのき)』にしようかとも思いましたが、教室の看板としては違うなと思いやめました。
ちなみに意味は、牛を丸呑みしてしまえるくらい、大きな心構えがあるということ。大きな心意気を持とう。こんな感じの意味です。
悩んだ末に決めたのは、『積土成山(せきどせいざん)』です。
努力を重ねていくことが大きな成果に繋がる
こちらの方が、教室として看板、大目標としては相応しいかと思います。

『積土成山』、今年の富水教室の生徒達には、これを忘れずに過ごしてもらいます。

生徒達へのお年玉

さて次、生徒達に贈った言葉です。

一念発起(いちねんほっき)

あることを成し遂げようと、強く決心すること。

一竜一猪(いちりょういっちょ)

努力して学ぶ人と、怠けて学ばない人との間には大きな賢愚の差ができるということ。

雲外蒼天(うんがいそうてん)

困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空が望めること。

円木警枕(えんぼくけいちん)

寝る間も惜しみ努力して、一生懸命勉学に励むこと。苦労して懸命に勉学に励むたとえ。また、物事に精励して寝る間も惜しむこと。眠り込んでしまわないように、すぐ転んで目が覚めるようにした丸木の枕まくらの意から。

遠慮近憂(えんりょきんゆう)

遠い先のことまで考えて行動しないと、近いうちに問題が起こるということ。

下学上達(かがくじょうたつ)

初歩的なところから学びはじめ、やがて高遠な真理へと達すること。人事をさとって、天理に通じること。

画竜点睛(がりょうてんせい)

物事を完成するときに、最後に付け加える肝心な部分のこと。物事の最も大切な部分のこと。一般には「画竜点睛を欠く」と用いて、最後の仕上げが不十分なため、出来ばえが物足りないことをいう。

七転八起(しちてんはっき)

何度失敗しても、その度にめげずに立ち上がること

心堅石穿(しんけんせきせん)

強く固い意思があれば、どんな困難、苦難も乗り越えることができるということ。

深謀遠慮(しんぼうえんりょ)

先々のことまでよく考え、計画を立てること。

駑馬十駕(どばじゅうが)

特に秀でた才を持っている者でないとしても、こつこつと行動を積み重ねていけば才能があると言われる人達と同じ場所に行くことができる。

万能一心(ばんのういっしん)

何事をするにも、また何を学ぶにしても集中しなくては身につくことはない

不言実行(ふげんじっこう)

あれこれ理屈を言わず、なすべきことを黙って実行すること。

粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)

地道な努力をこつこつと重ねること

1ヶ月後、生徒達がみ重ねた土(努力)が合格というることを期待しています。

この記事を書いた人

山田 明史