こんにちは、富水教室の山田です。
みなさん、GW(ゴールデンウィーク)はどうお過ごしでしたか?

GWが明けた今は、いったいどんな時期なのか?

昨日のブログで富田が書いていましたが、高校生は分かりやすい。
テストです。
早い学校なら来週にはテストがあります。
中学生の第1回定期テストよりも早いタイミングでのテストなので、高1の生徒達には注意をして欲しいと思っています。
また、時期が早いという点だけでなく、高校入試という大イベントの後なので、まだエンジンがかかっていないだろうという点も不安です。
エコール学院の高校生達には、指定校推薦で大学を目指すようにと指導しています。
その指定校推薦を目指すにあたって、高1の最初のテストは大チャンスです。
周りの生徒がまだ本気になっていない、高校生の内容とは言っても高1の最初なので最も簡単、このタイミングで自分だけがちゃんと勉強したらどうなるか。
一人勝ちです。
時が進めば他の生徒達もヤル気になる、勉強の内容も難しくなる。
そうなると、貯金(内申の)をつくるのは簡単ではなくなります。
今回が、高校生活の中での最大のチャンスです。
このチャンスをものにして欲しいです。

一方の中学生は?
なんやかんや言っても、こちらもテスト前です。
来週テストという学校は聞きませんが、来週から試験対策期間(テスト2週間前)という学校はあります。
それを皮切りに、各学校次々とテスト期間になります。
では、こちらの心配点は?
中1?
ではありません。
中2です。
ほとんどの中2が初めてですよね。
昨年、城北中のように年間4回の定期テストを実施したという学校はごく一部です。
一部とは書きましたが、私が知っている限りでは城北中だけです。
つまり多くの中2は、昨年のこの時期、テストに向けの勉強はしていません。
第1回定期テストが中止となった学校の生徒達は、夏休み明けの9月に中学校での初めてのテストを受けました。
第1回定期テストが実施された城北中でさえ、通常より1ヶ月ほど時期を遅らせた7月に実施でしたので、この時期にはテストに向けての勉強はしていなかったと思います。
そんな一年間を過ごしてしまった中2、ピンとこないでしょう。
だから、非常に恐い。
高1にも不安点はいくつもありますが、高校という1つ上のステージに来たのだという事実が、その歯止めになってくれるという可能性があります。
中1も、戦い方は知りませんが、逆に全くの初めてなので、中学生のテストってどんなものなのだろうという緊張感はあると思います。
しかし、残念ながら中2にはそういった何かが無い。
緊急事態宣言が延長だとか騒がれている世の中。
昨年とさほどの違いが無い中で、テストの時期だけが元に戻ったという状況。
月曜日、三学年とも25問程度の漢字テストをやらせました。
ほとんどの生徒が20問以上正解する中で、たった2問しか正解できなかったという生徒がいました。
まったく練習していなかったのでしょう。
その生徒、中2です。

中2の皆さん、今年はもうテストが近いのですよ。
しばらくは、中2から目が離せません。

この記事を書いた人

山田 明史