学校の授業がない冬期講習中は、各学年、苦手な生徒が多い単元を復習し、応用力を養っていきます。

小学生算数のねらい

全国模試で80点

学校のテストで80点という復習ではなく、その上を目指します。学校のテストは、平均点が80~85点です。つまり、学校のテストで80点では、平均以下ということになります。目指すのは、全国模試で80点以上の得点が取れるだけの力を身につけることです。

小6講座内容

速さの利用,比例・反比例

速さの問題で特に注意したいことは、『単位をそろえる』『出会うのか追いつくのか』の2つです。つまり、問題文を注意深く読むということが大切になりますので、その点を重点的に指導していきます。
比例・反比例は、問題文に比例とも反比例とも書かれていないときに、その見分けができるようになることが大目標です。ポイントは、2つの関係を表に書いていくことです。表の空欄を埋めましょうという問題ではなくても、自ら表を書けるように指導していきます。

小5講座内容

倍数と約数,単位量あたりの大きさ

公倍数と公約数は、かけ算・わり算が素早く正確にできるかどうかが鍵になります。この単元は、分数の計算ができるかできないかの分かれ目になる単元なので、演習量を多くして完璧な定着をさせたいと思います。
『1m2あたり3人』、『1人あたり3m2』同じ3でもまったく違う3です。言葉の定義や単位の意味をしっかり理解させるように指導していきます。

小4講座内容

計算の順じょ,計算のきまり,2けたの数でわるわり算

計算の順じょ,計算のきまりは、算数・数学の根幹になります。面倒がらずに1つ1つ丁寧に途中式を書くことが正確な計算への道になります。
2けたの数でわるわり算は、商にいくつが立つのかで苦労します。そんなときは、1つの数字をかくしましょう。グッと予想が立てやすくなります。

小3講座内容

時間と長さ,重さ

中学生になっても、これらの単位変換を正しくできない生徒がいます。苦手になってしまう理由の1つは、時間の単位がこれまで計算で使っていた十進法ではなく六十進法であるという点です。また、時刻と時間の違いなど、聞かれていることを正しく読み取らなくては間違えになってしまいます。問題文を正しく読むことの大切さを指導していきます。

まとめ

全国模試で80点以上の得点を目指す理由は、中学生になってからの学校のテストで、40点(50点満点中)以上を取るためです。中学校のテストの平均点は、各教科約25点です。つまり、小学校のテストで80点前後の生徒がそのまま中学生になったら、20点台前半の得点になってしまうということです。80点の答案を見て悪いと思う方はあまりいないと思いますが、20点の答案を見れば多くの方が悪いと感じるのではないでしょうか。中学生になってから困らないように、真の実力を身につけさせるよう指導していきます。

この記事を書いた人

山田 明史