小学生英語クラス

小学生英語クラスは、公立中学校に進学して英語を得点源に上位進学校を狙うための講座です。国語と算数の個別指導を両方受講している生徒を対象に、授業料半額で行います。

英語は中学生の成績を大きく左右する科目です。暗記のみならず情報処理や国語力が問われる科目であり、非常に得手不得手が出やすい差のつく科目だからです。

神奈川県の公立高校入試の英語は、一言で言えば「長い」。もう一つ付け加えるなら「難しい」。大量の英文を読み、さらに思考力が試される問題に、中学３年間の学習だけで対抗するのはとても困難です。

しかも、上位の高校へ進学する生徒は、他の科目に比べて英語の得点が安定しています。エコール学院では、将来英語が確固たる武器になるよう、小学生のうちから鍛えていきます。

2020年より、小学５年生・６年生は英語が「教科化」されした。とはいえ、国語や算数のような本格的な暗記やテストをさせることはなく、コミュニケーション中心の指導になっています。平たく言えば、読んで終わりです。

ところが、中学校へ進学すると、「小学校で英語を習っている」という前提で進みます。小学校の時点で単語や文法の知識が不足していると、今まで以上に英語が苦手に感じてしまう生徒が増えているのが現状です。

この小学生英語クラスは、学校で重視されにくい「書く」ことを軸に、読む、覚える、といった中学校で必要となる力を鍛えていきます。

クラスは無学年で、１年目コースと２年目コースを編成します。１年目コースはもちろん英語経験ゼロでもスタートできるカリキュラムです。基礎中の基礎から始めます。

無料クラスなので、途中から入学した生徒がいてもカリキュラムが戻ることはありません。それでは最初から受けている子が終わらなくなってしまうからです。授業についていくために最低限の知識をこちらの指示によって身につけてもらい、クラスに合流して頂きます。

フォニックスはご存じですか？アルファベットは「エー、ビー、シー、ディー、イー」と習いますが、英語での発音は「ア、ブ、ク、ドゥ、エ」です。このような発音ルールをフォニックスといいます。

「聞く」「話す」力をつけるため、フォニックスによる発音ルールを学べば、初見の単語でもある程度読み方が推測出来るようになります。

読み方からアルファベットを予想出来るので、単語の暗記にも有利になります。

学習する内容は、中１レベルの文法です。あくまで中学校で英語を得点源にするのが目的ですので、小学校の教科書に沿ったテストで良い点を取りましょう、というスタンスではありません。

従来中１で学習している内容は、英語を学習する上で最も重要で、最も混乱しやすいものです。be動詞と一般動詞に始まり、三単現でいよいよ混迷は極まります。小学生のうちにたっぷりと時間をかけて学んでいくことで、英語に苦手意識を持たずに済みます。

そして小５から取り組み始めた子は、２年目コースで中１文法をもう１周、難易度を上げて繰り返します。先んずれば人を制す、小５から始めた子は中学校で圧倒的な実力を元に英語が得意科目になることでしょう。

指導回数	曜日	時間	月謝
週１回（月４回）	教室ごとに異なります	50分間	5,225円

※授業料半額の特典は、国語と算数の個別指導を両方受講した生徒が対象です。
※英語のみを受講した場合、月謝は10,450円（税込）です。

最後に、エコール学院の英語クラスを半額にした理由を書いておきます。

中１最初の英語は、とても簡単です。第１回の定期テストはほとんどの子が８割、９割は当たり前で、満点も珍しくありませんでした。

しかし、それは過去の話。現在の中学１年生はかなり英語に苦戦していると言わざるを得ません。

１つは教科書のレベルが大幅に上がったこと。小田原市で採択しているSUNSHINEは冒頭から大量の英単語が登場するため、第１回のテストに向けて100個近くの英単語暗記が必要です。

もう１つは小学生の英語教育＝英会話となりがちなこと。「書く」と並行している英会話は非常に有効ですが、会話だけしているレッスンが未だほとんどです。

英語への抵抗感はうすれるものの、逆に自信がつきすぎて「書く」ことをおろそかにした結果、思いもよらぬ点数を取ってしまいます。

そのような生徒を見てきた私たちは考えます。

「小学校のうちに書くことも身につけたい。でも、３科目受講するのは費用的な負担が大きい。どうすれば中学で突き抜けさせることができるのか……」

国語と算数を両方受講するご家庭は、教育に対して本気感が高いのは間違いありません。きっと保護者は中学校で上位を狙わせたいと考えているはず。では、その期待に応え、通いやすくしてしまおう！と結論づけました。

半額だからといって、熱量は変わりません。反対に、生徒にも覚えるべきものはきちんと覚えてもらいます。中学校で英語を得点源にするため、頑張っていきましょう。